新茶、4月21日初取引 静岡茶市場
静岡茶市場(静岡市葵区北番町)は5日、全国に新茶シーズン到来を告げる「新茶初取引」のセレモニーを昨年と同じ21日に実施すると決定した。初取引から5月の大型連休にかけ生産量、流通量とも日本一の本県はお茶の最盛期になる。
主要出荷者のJA関係者らと情報交換し、新茶の生育予測を考慮して判断した。午前6時半から取引の活況を願うセレモニーを行い、午前7時に生産者・茶市場担当者と茶商が直接交渉する相対取引による商談を始める。
来場者向けに新茶の呈茶サービス、地元特産品の販売、餅まきなどが催され、祭り気分を盛り上げる。
静岡茶市場では例年、県内産荒茶の1割前後が取引される。初取引から八十八夜(5月1日)までは、製茶問屋ら買い手が新茶商戦に向けて仕入れを強化する期間で、茶生産者にとって年間収入を左右する重要な局面になる。
静岡新聞SBS(2016/4/6 08:08)より
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