世界三大銘茶を覚えていますか?
前にも書きましたがおさらいということで。世界3大銘茶をご存知ですか?お茶好きの方ならすでにご存知かもしれませんが、ご存知ではない方のためにちょっと触れてみたいと思います。「世界3大銘茶」=「世界3大紅茶」となります。スリランカのウバ、インドのダージリン、そして中国のキーマン紅茶(祁門紅茶)です。
ウバはクオリティーシーズン(芯芽の出始め)は8~9月で、島の中央部にある山岳地帯の東側(ウバ地方)で生産されます。水色は明るい澄んだ真紅色またはオレンジ色で、花の香りにも似た「ウバフレイバー」が特徴です。ダージリンはインド東北部の西ベンガル州で生産されます。3月下旬から4月にかけて収穫される「ファーストフラッシュ」と5~6月に収穫される「セカンドフラッシュ」があります。中でも香ばしく味もさわやかな「セカンドフラッシュ」(2番摘み)が好まれ、特に優れた品質のものにはマスカットにも似たフレーバーがともないます。最後はキーマン。安徽省祁門県で生産され、クオリティ-シーズンは6~8月で、特に8月産は高級品とされています。茶葉は全葉タイプ(ホールリーフ)で黒味を帯び、水色は黄みがかったオレンジ色が特徴。「いぶり香(スモ-キーフレイバー)」と呼ばれる独特の香りと共に、バラのような芳醇な風味が伴います。皆さんも一度お試しあれ。
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