食べる茶・噛み茶「ミャン」
タイ北部でつくられる食べる茶・噛み茶に「ミャン」があります。ヤオ族、ミャオ族が作っているお茶で弱発酵と強発酵の2種類があります。弱発酵はアッサム型の大葉を蒸した後、床や莚に広げて冷まして束ね、円筒形の竹かごに隙間なく詰め込んだ後、バナナの葉やビニールシートで覆って密閉します。かごは外側を泥で塗り固め、内側にバナナの皮やビニールシートを敷いてあります。強発酵の方はコンクリートの床に作られた直径・深さともに2メートル程の穴に周囲から中心へと隙間なく詰め込みバナナの葉を敷き足で踏み固めます。一杯になったらバナナの葉で覆い40~50個の重石を山盛りに載せ、ゆっくりと発酵させます。漬け込んでから3ヶ月くらいが食べ頃で、チューインガムのように噛みながら食べます
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