今日は『苦味』について
「お茶は苦いもの」と思っている方も多いと思います。そこで今日は『苦味』について。味の基本となる4要素のひとつで、ごくわずかでも感じることのできる味なのです。特に根舌部で感受性が高く、個人差が激しいといわれます。それで、同じお茶を飲んでも苦いと感じる人とそうでない人がいるのです。苦味を呈する成分としては、茶やコーヒーに含まれるカフェインやカカオに含まれるテオプロミンなどのアルカロイド、夏みかんの皮に含まれるナリンギン配糖体、きゅうりのククルビタン、ビールホップ中のクムロンルブロンなどのテルペン類などです。茶の場合は、その味を特徴づけるものとして重要で、カフェイン以外に、没食子酸のエステルでない遊離型のカテキン類も苦味があります。苦味がおいしく感じたら大人の仲間入りかもそれませんね。
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