「碁石茶」ってご存知ですか?
高知県に伝わる古典的な番茶の1つに「碁石茶」があります。茶葉を煮沸殺青して堆積し、むしろで覆ってカビ付けした後、大きな桶に詰め重石を乗せて漬け込みます。発酵が終了したら四角形に裁断して天日で乾燥します。裁断の大きさはまちまちですが、碁石茶の名前はその日干風景を基盤上の石に見立てたところからきているようです。後発酵茶の1種で、飲用水に塩分が含まれる瀬戸内海沿岸や島々で飲まれました。ダイエット健康茶としてスパスパ人間学や雑誌などでとりあげられ、ちょっとしたブームにもなりました。甘ずっぱい香り、独特の風味、そしてタンニンが少ないことが特徴で、缶ドリンクもあるそうです。
« 今日は『苦味』について | トップページ | 茶に含まれる必須アミノ酸の1つにアルギニンがあります。 »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 日本茶も夏はロックで!!(2018.06.29)
- 日本一早い、露地もの新茶(2018.03.24)
- 新茶に108万円(2017.04.28)
- 静岡茶市場 新茶状況(2017.04.26)
- 新茶初取引(2017.04.25)
コメント