呈味成分(ていみせいぶん)という言葉をご存知ですか?
呈味成分(ていみせいぶん)という言葉をご存知ですか?味にかかわる成分のことで、甘味に係わるしょ糖や、酸味の係わるクエン酸などの他、塩味の塩化ナトリウム、苦味のナリンギンなどは味の4つの基本的要素に係わる成分です。その他にも、うま味成分のグルタミン酸ナトリウム、辛味のカプサイシン、渋味のカテキンなどは代表的な呈味成分です。しかし、食品の呈味成分はこれらの科学物質以外に極めて多く、しかも成分同士の相互作用または相乗作用もあるので、食品の味自体はとても複雑なものとなります。茶の場合のは、茶葉に含まれる呈味成分の種類と量が、茶を淹れるときの湯の量、温度、水の質、時間などによって影響されるのでかなり複雑になります。
« 今日は焼海苔のお話 | トップページ | 「医食同源」 »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 日本茶も夏はロックで!!(2018.06.29)
- 日本一早い、露地もの新茶(2018.03.24)
- 新茶に108万円(2017.04.28)
- 静岡茶市場 新茶状況(2017.04.26)
- 新茶初取引(2017.04.25)
コメント