今日は焼海苔のお話
今日はチョッとお茶から離れて。でもお茶屋さんには必ずといって良いほど売られている『海苔(のり)』のお話。海苔はご存知のとおり養殖で作られとぃます。特に遠浅の海は海苔の養殖に適していて、河川から流れ込む栄養分が豊富な場所に良い海苔ができます。遠浅の海ではノリは満潮時には海水をかぶり、干潮時には露出する水位に網を張って養殖されます。ノリを空気にさらすことによって(干出という)病原菌が除かれます。また、日光を浴びることで柔らかく風味のいい海苔になるそうです。しかし最近では「酸処理」といってノリを網ごと酸性の液に浸し、再び海に戻す方法で病原菌を死滅させています。効率がよく、見た目も消費者が好む黒い海苔になるので現在はほとんどが酸処理されているそうです。
最近はほとんど目にするのは「焼海苔」ですが、子供の頃は火の上で海苔をあぶっていたのを思い出しました。海苔を一杯に巻いた「おにぎり」美味しいですよね。
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