『抗酸化作用』という言葉を聞いたことがありますか?
『抗酸化作用』という言葉を聞いたことがありますか?言葉のとおり酸化を抑制する作用ことです。活性酸素などのフリーラジカルは体の内外から発生して体の構成成分を障害します。これらはガンの発生や老化に影響を及ぼすと考えられています。そこで、抗酸化剤やフリーラジカル消去物質を投与して強化してやれば、発がん過程や老化のスピードを遅らせることが可能になります。ビタミンE,Cやカロチンなどの抗酸化物質を多く含む野菜や果物を多く摂取すると、成人病やがんの予防に良いことはよく知られています。
抗酸化能で注目されているものは身近にたくさんあります。例えば、赤ワインには赤色色素のアントシアニンやカテキン類などフラボノイドと呼ばれる抗酸化物質が多く含まれています。フラボノイドはフェノール性水酸基を幾つももっているのでポリフェノールとも呼ばれ、スーパーオキサイドやヒドロキシラジカルなどを捕捉して消滅させる作用があります。 お茶を多く飲んでいるところの人はがんの発生が少ないという疫学的調査結果があります。その理由として、お茶にふくまれるエピガロカテキン・ガレートなどのカテキン類の抗酸化力が注目されています。さらにお茶には脂質の酸化を抑えたりコレステロールを減らして動脈硬化を防ぐ効果も知られています。
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