「防霜ファン」ってご存知ですか?
皆さんは茶畑をご覧になった事がありますか?ご覧になったことがある方なら、きっと目に付いたのが7~8m位のポールの上にある扇風機のようなプロペラだと思います。これは「防霜ファン」といって、凍霜害防止用の送風機なのです。ちょうど新芽が出る頃に起きるのがおそ霜です。おそ霜は晩春から初夏にかけての霜のことで、移動性高気圧におおわれると、夜から朝にかけて風が弱く晴れるので、放射冷却によって気温が下がり霜が降りるのです。新芽がでる時期なので農作物に被害をもたらすことがあり、新茶にも大きな被害をもたらします。そこでこの被害を防ぐために、茶株面の温度が低下する反面、逆転層といって、地上6~8mの気温が5℃も高いこともあり、人工的に送風して、上空の暖かい空気を茶株面に吹き降ろすことによって、凍霜害を防いだいるのです。
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