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おいしいお茶

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2006年6月15日 (木)

一番茶・二番茶

 お茶は農作物には珍しく、一年に2~4回も収穫が出来ます。日本では八十八夜の頃に摘まれる一番茶から始まり、およそ一ヵ月半ごとに二、三、四番茶と収穫されます。実際には、鹿児島県南部では4月の上旬頃から収穫が始まり、桜の開花と同じように収穫地も北上してきます。そして茨城県では5月中旬頃の収穫となります。一番茶とはその年の最初に発芽した芽で作るお茶のことで、一番摘み、初茶ともいいます。冬の休眠期のある茶産地では気温の上昇につれて萌芽し新芽になりますが、この越冬後の最初の新芽を摘採した生葉から作ったお茶が一番茶として店頭に並びます。二番茶は一般に、一番茶摘採後45~50日頃に摘むお茶で、品質、収穫ともに一番茶に劣ります。つまり一般的には、味や香りが一番茶よりは劣るので、価格も当然安くなります。さらに産地によっては三番茶、四番茶と収穫する地域もあるようですが、昔に比べると減少傾向にあります。また二番茶は、最近のペットボトル緑茶の原料の供給のため、生産量は増加傾向にあります。さらに、秋冬番茶といって、秋季から初冬にかけ茶園の整枝(摘採面を整える)などで刈り取った原料で製造する下級茶もあります。

おいしいお茶が飲みたくなったら・・・川根のお茶や

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